お知らせ

2022/09/14 07:38

🔷西讃保健所から引き出した公園ワンコの近況報告🔷

餌やりさんが名付けた名前は『メリー』ずっとそう呼ばれて馴染んでいると思うので、そのまま『メリー』と呼んでいます。近況、スライドショーにてご報告いたしましたが補足を。

保護するまでの数年間。餌やりさん達と気持ちが通じ合う事はありませんでした。

ずっと餌やりをしていた方に、メリーの事をどう思っているのか?と質問した事があります。返って来た答えは『メリーはご飯を食べられない乞食犬。だからご飯を恵んであげてる。同情はしても、愛情なんてない。』と…憤りを感じました。

食べないと生きていけない。けど、ご飯をもらって生き延びた子達は子孫を増やし、またその子達が子孫を増やす。増えて行く子達の責任。餌やりさんはとれますか?

『またメリーが子供産んだみたいやで〜』他人事の様に産まれた子供達はボランティアに全て任せて、またメリーに餌をあげ続ける。可愛がっているメリーが産んだ子供達、愛おしくないのでしょうか?

【同情】ではなく【愛情】で、ただの『餌やりさん』ではなく、その先の『保護する事』を考えて頂きたいです。

もうメリーは、同情され・恵んでもらい・身を削って子犬を産む必要はありません。メリーの最後の子供達は、みんな良いご縁に恵まれました。今度はメリーが幸せになる番です。メリーが、とびきりの笑顔になる様に、愛情を持って共に生活して行きます。

メリーが保健所に保護された事を知った、メリーを気にかけていた方からのメールです。(原文のまま)

『メリーの事で大変御世話になっております。今までの活動、大変感謝するとともに頭が下がる思いであります。ただ可愛いだけでいたずらに餌を与え続けた人がいた事が、事を増長させたと思います。メリーの事は可愛いくも、可哀想でもあります。私もその一人であります。』

『餌やりさん』の話題。またかぁ…と思われるかもしれませんが、何度でも言わせて下さい。伝え続ける事で、いつの日か『餌やりさん』と通じ合える事ができ、ただ餌だけをもらって過酷な外で生活する子達が、温かい場所で愛情をいっぱいもらい、安心して暮せる日が来ることを願っています。


今までずっとメリーを心配して、保護しようと何度も試みたボランティアさんからのメッセージです。
餌やりさんは「餌をやるなというのは虐待だ」と言いますが、私達は「餌やりだけしかしないのは虐待」だと思っています。
餌だけあげている方は、餌をあげる責任もしっかり考えてほしいと思います。